「本人の目線」と「その人の立場」を分ける
目の前の景色を見せる
カメラが、その人の目になる。
ある立場の反応を見せる
人物の演技で、その場を想像する。
POVの意味と、使われる場面
本人の目線で見る
カメラを登場人物の目の位置に置き、視聴者がその場にいるように見せる表現です。
あなたがその立場なら
「POV: 初出勤の日」のように、視聴者へ人物や状況を割り当てる見出しとして使います。
観点・意見
映像に限らず、ある人の見方や立場そのものを指すこともあります。
例文と日本語の意味を見比べる
以下は意味を説明するために編集部が作成した例文です。
POV: 推しと目が合った瞬間
視聴者がその場の本人であるように見せる設定です。
The scene is shot from her POV.
彼女の視点から撮影されたという映像表現です。
From my POV, the update is useful.
ここでは「私の観点では」という意見を表します。
動画のPOV・SNSのPOV・会話のPOV
使い分けは編集部による目安です。相手や文脈によって重なる場合があります。
| 表現・表示 | 主な意味 | 見分ける手がかり |
|---|---|---|
| 撮影の視点 | ある人物の目線で見る映像 | 例:歩いている本人から見た駅のホーム |
| SNSの場面設定 | ある立場や状況を想像してもらう見出し | 例:POV: 初バイトで注文が重なった |
| 会話での観点 | その人の考え方や見方 | 例:From my POV, ...(私の観点では…) |
POVの見出しを書く3つの手順
誰の立場か決める
「初めて接客する店員」「閉店直前に来た客」など、見る人にどの立場を想像してほしいかを決めます。
その人が置かれた状況を一つ書く
例:『POV: 初バイトで、注文を一度に5つ聞かれた』。人物と出来事を絞ると、何の場面か伝わりやすくなります。
見出しと映像が対応するか確認する
見出しで示した立場や反応が映像から読み取れるか確認します。カメラが本人の目線なのか、人物を演じる動画なのかも区別します。
よくある質問
POVは何の略? 読み方は?
Point of Viewの略で、読み方は「ピーオーブイ」です。「視点」や「観点」を意味し、SNSでは動画の人物・立場・状況を示す見出しにも使われます。
本人の目線で撮っていない動画のPOVは間違い?
映像技法としての一人称視点とは違う場合があります。ただしSNSでは、人物の反応やあるあるの状況を演じる見出しとしても使われます。撮影方法と見出しの役割を分けて読みます。
誤解を避けるために
SNSでは厳密な一人称視点でない動画にもPOVと付くことがあります。見出しを映像技法の断定ではなく、投稿者が提示した設定として読む方が安全です。